IPO株は高確率で利益を獲得できるので、魅力的ではあるものの当選する確率がとても
低いのが懸念点ではあります。ではその当選確率を高めることはできないのでしょうか?
今回はIPOを攻略する為の戦略について考えていきます。今回はIPOを取り組んでいる人であ
ればほとんど行っているであろう「複数の証券会社を使ってIPO抽選する」です。
1社だと抽選は1回だけ…
投資初心者の方はほとんど証券口座は1つしか保有をしていないということが多いいです。
IPO株は証券会社ごとに割り当てがあります。1つしかもっていないということはその証券会社
だけしか抽選を行わないことになります。ここで複数証券口座をもっていると、その口座数の
数だけ極端な話抽選ができるのです。
例)
・「A社」のみ申し込み→抽選回数は合計1回
・「A社」「B社」「C社」「D社」に申し込み→抽選回数は合計4回
証券会社ごとに口座数の違いもあるので、銘柄によって当選しやすいものとしにくいものもあ
ります。複数もっていることでそのリスクも軽減できます。
唯一デメリットを考えると手間の部分でしょう。それぞれの証券口座に申し込みをしなければ
いけないので5社申し込みする場合、5倍も手間がかかります。ただ、利益の額も10万円以上
することが多いいので手間を惜しんで行うべきではあるでしょう。
家族口座も使用する
さらに当選確率を伸ばす為に、家族に協力してもらうといいでしょう。
特にパートナーの口座を同じように開設して申し込むだけで当選確率が2倍になります。
ただ、注意点としてはパートナーの方には自分自身で参加申し込み等して頂く必要がありま
す。そうしないと借名取引となり口座が使用できなくなります。
また証券会社にによっては未成年の口座も開設することでIPOの申し込みができたりします。
ちなみに未成年でIPO申し込みできるところは
・SBI証券
・カブドットコム証券
・マネックス証券
・松井証券
などです。特にマネックスは完全平等の抽選であるため、おすすめです。
お子様がいらっしゃる方は、証券口座を作って抽選回数を増やしてみてはいかがでしょうか?
未成年なので極端な話、0歳からでも口座開設はできるようですが…。おそらく取引制限等は
あると思います。さらに祖父や祖母などにも協力してもらうことでおそらく先程の当選確率の
4倍~5倍は伸ばすことができるでしょう。
おそらく複数口座をもっていて大丈夫なのか…?不安…。と思う方もいるかと思います。
口座を保有するだけでは費用もかかりません。そもそも、リスクヘッジとして1つの証券口座
に資産を置いておくのではなく複数に分散することが資産運用としても理想です。申し込みす
る際の書類などの手間がめんどくさいとは思いますが、当選確率を高めていIPO株で利益を出
す為には必要なことだと思います。