IPOで稼いでいくコツは証券会社選びと、継続的に申込をしていくことです。
少しでも有利な証券会社を複数選び、何度も申込んでいくことで当選確率が上げることが重要です。
IPOは多くの人に人気が高いため、当選確率は高いとはいえません。
なので、しっかりとIPOに向いている証券会社を探し出していくことが重要です。
今回は「GMOクリック証券」のIPOを取り上げて、詳しく説明していきます。
また、「GMOクリック証券」はIPO投資をしていく上で口座開設をするべき証券会社なのかも検討していきます。
GMOクリック証券とは?
GMOクリック証券の概要 | |
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本店 | 東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー |
創業 | 2005年10月 |
預かり資産 | 不明 |
口座数 | 38万口座 |
支店数 | 0 |
GMOクリック証券はGMOインターネット株式会社の主要グループ会社です。
また、GMOクリック証券は株式の取り扱いをしているだけでなく、FXの取扱高が7年連続で世界一であり実績のある証券会社といえます。
手数料の安さとサポート体制に強み
GMOクリック証券の特長は手数料の安さとサポート体制の充実度です。
GMOクリック証券の株式の手数料は「1約定ごとプラン」と「1日定額プラン」があります。
1日ごと約定プランと1日定額プランの手数料体系は以下のようになっています。
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このように全体的に手数料が低く設定されています。
さらに、取引額が高額な時の手数料が他と比べると目立って安いです。
高額な取引をよくする人にとってはより有利な証券会社です。
また、サポートも24時間対応しているので初心者の人でも安心して取引ができます。
GMOクリック証券のIPO配分ルールとは?
GMOクリック証券のIPO配分ルール | |
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配分の割合 | 抽選 100% |
裁量 0% | |
資金タイミング | 購入申込最終日 |
資金拘束 | 抽選申込時 |
抽選方式 | 完全公平抽選 |
抽選結果の名称 | 当選・落選 |
当選後の辞退ペナルティ | なし |
NISA口座 | 可能 |
GMOクリック証券のIPOの配分割合は抽選が100%です。
資金量や取引履歴などによって差が生まれないので、初心者の人にとっては非常に有利です。
また、GMOクリック証券ではIPOが集中配分されたり、不公正な配分とならないように配分が一人につき年間で3回までという上限があります。
一つの証券会社で3つのIPOに1年間で当選することはなかなか起きませんが、念のため留意しておきましょう。
GMOクリック証券のIPOでは一人につき5単位までを上限に配分申込をすることができます。
珍しいことではありますが、この仕組みによって複数単元が一度に当選する可能性があります。
GMOクリック証券のIPOの特徴
ここではGMOクリック証券のIPOについて特徴的な点を4つ挙げて説明していきます。
スケジュールが後期型
GMOクリック証券はIPOのスケジュールで後期型を採用している証券会社です。
後期型ではブックビルディングと購入申込の2回の申込が終了後、抽選が行われます。
よって、前期型の証券会社の抽選後にGMOクリック証券に資金を移動させて抽選を再度受けることで資金効率を高めることができます。
IPO当選後は辞退・変更ができない
GMOクリック証券のIPOでは当選をした場合は辞退および株数の変更はできません。
IPOの取扱件数は少ないが、グループ会社の上場時はチャンス
GMOクリック証券はIPOの幹事実績は多くありません。
最近の実績では2017年は0件、2016年に2件、2015年に1件、2014年に2件です。
ここから実績の少なさが分かります。
しかし、2014~2015年にかけての3件は全てGMOグループ会社のIPOを担当しています。
なので、今後GMOグループの会社が上場する時はGMOクリック証券が幹事をする可能性が非常に高いです。
GMOクリック証券はIPO投資のための証券会社としてはあまり注目されていないため、GMOグループ会社のIPO抽選は競争率が下がり当選確率が上がると予想できます。
IPOの配分割合も抽選100%という点も誰にでもチャンスがあると考えることができます。
グループ会社の上場時に備えてGMOクリック証券では口座を開設しておく
ここまででGMOクリック証券のIPO配分ルールとその特徴についてまとめてきました。
GMOクリック証券は後期型のスケジュールを採用しているため、前期型の証券会社と組み合わせれば資金効率を良くしていくことができます。
また、GMOグループの会社が上場する時は幹事を務める可能性が非常に高いです。
よって、その時に忘れずに申込をして当選をするためにも、GMOクリック証券では口座開設をしておくべきでしょう。