IPO投資とは別の意図で、IPO案件を狙った投資があります。
それがIPOのセカンダリー投資という方法です。
一体IPOセカンダリー投資とはどのようなものなのでしょうか?
セカンダリー投資とは?
セカンダリー投資とはIPO(新規公開株)をしたばかりの銘柄を購入するという
投資方法です。基本的なIPO投資は証券会社に購入申し込みをして抽選して当選してから
購入しますが、セカンダリー投資は、すでに上場をしているので誰でも購入することができます。
通常のIPO投資では上場した後に売却するのが一般的ですが、このセカンダリー投資の場合は
逆で上場後購入するという方法です。言ってしまえば、株式投資とかわらない豊富ではあります。
なぜ上場後に購入するのか?
なぜセカンダリー投資のように上場後にあえて購入するのでしょうか?
その理由としては
・値動きが大きい
・空売りが少ない
・本当に期待されている企業の株はさらに跳ね上がる可能性
という理由などが考えられます。
セカンダリーの一番の魅力は値動きが大きいことです。
IPO後の銘柄は市場での注目度も高く、人気も集まりやすい為値動きが激しくなる可能性があ
ります。
変動が大きいのでデイトレーダーのような投資家達も参入していきます。
初値からさらに10%以上上昇することもあります。それを狙って投資をするのです。
株式投資の世界では空売りというものがあります。空売りは保有していない株を証券会社から
借りて売るという取引方法です。特に機関投資が行っています。
この空売りがあると値下がることが多く利益獲得しにくくなります。
ですがIPO直後だとこの空売りが少ない傾向にあるのです。
理由としてはIPO直後に空売りの対象銘柄となることが少ないからです。
ただIPO投資で「当選した」「落選した…」ということばかりではなく、実際のどのような企
業がIPOするのか今後の期待できる企業、ビジネスモデルなのかというところまでしっかりと
把握できるとさらにIPO投資が楽しくなりセカンダリー投資にも取り組むことができるでしょう。
興味がある人はセカンダリー投資にも挑戦してみてはいかがでしょうか?